主体性

  • この記事をシェアする

こんにちは。

福島県いわき市のダンススクール

スタジオ・リアラのSOと申します。

子どもスクールナビの教室ブログを

今回初めて利用させて頂きます。

既に別なブログ(Ameba)を書いているのですが

せっかく専用ブログを設置して頂いてるので

こちらはこちらで、時間のある時に

投稿させて頂きます。

 

ブレイクダンスの先生なんてやってる私ですが

始めた当初は誰かに習っていたわけではなく

近場にスクールなんて無かったので、独学でした。

まだYouTubeが登場していない時代で

いくつかハウツーDVDは出回っていたものの

ほとんどの情報はネットで手探りで得ていました。

当時、地方でブレイクダンスを始めた人達は

ほとんどこのタイプだったはずです。

 

対して、現在の私の生徒達は

最初からスタジオという恵まれた環境で

自ら情報を探らなくても、歴の長い先生から

初心者向けに整理された情報が与えられます。

私の生徒に限らず、スクール通いの子達は

特殊な例を除いてこんな感じでしょう。

 

前者(独学)と後者(スクール通い)では

一見すると後者のほうが

恵まれているように思われます。

でも、前者にあって後者にないものがあります。

一つ挙げるとしたら、真っ先に

思い浮かぶのは「主体性」です。

 

厳しい言い方に感じるかも知れませんが

主体性の無い生徒は、よほどの天才でも無い限り

人並みに成長することすら難しいでしょう。

 

主体性の無い生徒は

出来ないこと・分からないことがあっても

「このまま続けていれば、そのうち何とかなる」

「待っていれば、いずれ先生が何とかしてくれる」

と、受動的な状態に陥る恐れがあります。

 

残念ながら、先生は神様でも魔術師でもないので

放置され続けた問題を、生徒に成り代わって

解決してあげることは出来ません。

 

生徒が変わる為には、生徒自身による

自助努力が必要不可欠です。

その努力が誤った方向に進まないように

軌道修正してあげること

私が先生としてやってあげられるのは

そこまでが限界です。

それ以上はやり過ぎになります。

 

「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますが

生徒の自発的な活動、内面の成長を望むなら

先生は、口出しし過ぎず、手出しし過ぎず

本人の意志による努力を見守ってあげるだけの

忍耐力を鍛えなければならないと

最近、自分を戒めるようにしてます。

とは言っても、なかなか難しいですけど。

 

これは私個人の考えであって

今読んでくださっているあなたへ

勧めているワケではありません。

時間が経過すれば、私の考えも

変わっている可能性もあります。

また、あなたの立場や取り組む対象によっては

これとは正反対の論理が成立するかも知れません。

解釈は人それぞれで良いのですが

あらゆる習い事や、親子関係に置き換えて

考えて頂ければと存じます。

 

ここまで書いていて思い出したのですが

昔、母が相田みつをさんの詩集を

家に飾っていました。その中に

親切という名のおせっかい

    そっとしておくおもいやり

みたいな言葉があったと思います。

もう10年以上前の記憶でうる覚えですけど

子どもの時にインプットした言葉が

ふと頭を過ぎりました。

やっとこの言葉の意味がわかって来た

今日この頃です。

 

・・・

カタイw

文章カタくてすいませんm(_  _)m

  • この記事をシェアする

<PR>