こんばんは。
ドリームラボ代表の小川です。
本日は、『単調な問題を解くことの意味』
について書きたいと思います。
昨日で、冬期講習も終わりました。
中3生にとって、
私立受験、高専の推薦など、
受験が始まるシーズンとなりました。
毎年、受験生を担当していますが、
この時期は、本当に緊張するものです。
高校受験の場合、
特に平均点の低い数学などでは、
『いかにミスを減らすか』が
重要になってきます。
数学が苦手な子にとっては、
小問1番、2番は絶対に落とせない問題。
しかし、生徒は、符号の付け間違いなどの
ケアレスミスをしてしまいます。
そこで、単調な問題を練習するわけですが、
いっこうにミスが減らない。
ただ問題を解いているだけの状態が
続いていました。
解けるはずなのに、解けない。
そこで、質問してみました。
私:「なんで、ケアレスミスが減らないと思う?」
生徒A:「計算過程をちゃんと書いてないから。」
私:「そうなんだ。。。
じゃあ、受験で奇跡を起こして合格する子とそうでない子って、何が違うと思う?」
生徒A:「どんだけ、その高校に行きたいと思っているかどうか。」
私:「そうだと私も思う。ゲームやりたいし、マンガもテレビも見たい。
でも、そういうの我慢して、頑張れるのは、その高校に行きたいからだよね。
自分の志望校に入るためには、点数を取らないといけない。
1点の重みってわかる?1点足りなくて落ちることだってあるんだよ。だから、単調な計算問題でも、本番で間違わないように、
正確に解く練習をしていかないといけないんだ。この1問、はずしたら、落ちるかもしれないって思ったら、ケアレスミスでは済ませられ
ないよね。」
あたりまえですが、中学3年生にとって、受験は初めてです。
だから、自分が落ちる可能性があるってことは、頭でわかっていても、
経験していないから、実際は、わかっていないんです。
単調な問題を解くことが、受験にとって、
どれほど大切なのか伝えることにより、
彼らの勉強に対しての姿勢が変わりました。
何のためにやるのかという、『意味付け』することによって、
子どもたちのやる気スイッチが入ります。
受験まで、あと2ヵ月を切りました。
受験生には、悔いがないように、この2ヵ月を過ごしてもらいたいと思います。
私たちスタッフも、全力で応援していきます。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
よかったら、ドリームラボでの毎日の活動の様子ものぞいてみてください。