こんにちは。英語「暗唱・音読」に特化した、「暗唱・音読」の専門教室 『オンライン えいご 暗唱・音読 教室 HukLuck ハクラク』教室ブログへようこそ(^ω^)✨。私の住む町にも、少しずつ 春のお便りが届きつつある今日このごろです?。
?HukLuck 令和ホワホワ話 (vol.2)?
『“自身” が作り出す “自信”とパワー』
3年間担任をし送り出した生徒たちが 高校に入学して1か月ほどしたころ、
ぞろぞろと(^^ゞ こぞって中学校の私のところへとやってきました。
いつも明るく元気な生徒たちでしたが、その日はいつもよりさらにハイテンションです。
そのときやってきたのは、
同じ町内の、地元の高校に進学した生徒たちでした。(先日、センバツ高校野球に初出場し、すばらしい試合を見せてくれた高校です✨。〔宣伝しちゃいます(*^。^*)。〕)
高校の制服に身を包んだ彼らは、きらきらと輝いていて、
ちょっと大人になった雰囲気も醸し出していましたが、相変わらず、屈託のない笑顔です。
「先生!!聞いてください!今日私たち、クラスのみんなの前で褒められたんです!」
「褒められた? おおぉ~~!!どうしたの?」
「今日、英語の時間に私、音読で指名されて読んだら、英語の先生が『発音きれいだねー。うまい!!』って。」
「ふっふっふ…(。-`ω-)そりゃあ、じゅり(←名前です)、ひと夏…、いやふた夏か(・∀・)…、私と毎日英語暗唱・弁論やって大会突破したんだもの、その努力は十分にしみ込んでるよ。」
「でも、私だけじゃないんです! 私が音読終わったら、英語の先生が、『FB中学校出身の人たちって、みんな発音が良いし、英語もできるよね。〇〇も、〇〇も… FB中出身の人たち、立ってみて。』って言って、みんな立たされたんです。そして、みんなに拍手されたの…✨! ね?」
「うん!!」
「先生、じゅりのクラスだけじゃないんだよ!私のクラスでも言われた! …なんか自分でも、『もしかして自分って、英語できる!』って思った、高校行って(*‘ω‘ *)。 めっちゃうれしかった!!」
「だから、『すぐ先生に報告だっ!』ってなって、みんなで来たの!」
「そりゃあ、3年間、私にビシバシビシバシ鍛えられたものーー(^。^)。うれしいね! 良かったね!!」
職員室前廊下で みんなでどっと笑いながら、キラキラとした いきいきとした 大きな喜びの空気に包まれました。
この日、私に最初に報告してくれた生徒は、周囲に気遣いができる、とてもやさしい子でしたが、
自分に自信が持てず、友人や仲間たちといても、一歩後ろからついてくるような、やや引っ込み思案な生徒でした。しかし、1年生の時から英語を担当していて、彼女の “ s ” “ sh ” の発音がとてもきれいなことに気づき、声をかけると、2年生・3年生では英語暗唱・弁論にも挑戦するようになりました。どちらの年もとてもよくがんばり、大会も2年連続突破した、がんばりやさんの生徒でした。
彼女は、私がその中学校を離任するとき、こんな手紙をくれました。
「2・3年生の夏休みは、おおいし先生と拓巳とでひたすら英語を練習したこと、2年生では優秀賞をいただけたけれど、3年生では悔し涙を流したこと、今でも鮮明に覚えています。
この貴重な体験のおかげで今も英語を話すのが大好きで、高校の授業で英語暗唱の時の単語が出てきたりすると、戻りたいな~とか思ったりもします。本当にネガティブだった私が先生のおかげで変われた気がします。」
彼女とはその後、彼女が高校3年生の時に『みやぎ高校生マナーアップフォーラム』でPAの講師の一人としてかかわらせていただいたときに会うことができたのですが、
その、宮城県内すべての高校から生徒が集う大きなフォーラムに、彼女は学校代表として参加していました。
「先生!!!私、生徒会長になったんです。それで代表で参加させてもらったんです!」
みんなから一歩下がって、どきどきしながらついてきていた彼女の姿は もうどこにもありませんでした。
彼女は「英語暗唱・弁論のおかげです(*’ω’*)」とよく言ってくれていましたが、
英語に限らず、
何か少しでも それぞれの生徒、子どもたちに 学ぶ楽しさや充実感、達成感を与えることができ、それがその生徒、子どもたちの “自分を好きになるきっかけ” になれたなら、
指導者として、ファシリテーターとして
これほどにうれしいことはありません。
私は、『えいご暗唱・音読』で 子どもたち、生徒たちに “学ぶ楽しさ” を伝えていきたいです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^ω^)?