そろばんは計算だから左脳で行われている?とイメージされている方も多いかもしれませんが、「そろばん経験者は頭の中でそろばんをはじいて計算している」と聞いたことはありませんか?
実はそろばんはそろばんの映像をイメージすることで右脳をフル活用しています。
全国珠算教育連盟学術顧問の河野貴美子博士の研究によると、そろばんの段位が上がるほど、右脳のイメージによって計算をしているそうです。
右脳にも効果あり!のそろばんのメリットと適正年齢等、そろばんをはじめる時のポイントをご紹介いたします!
この記事の目次
1. そろばんを習うメリット
■メリット1、記憶力に効果あり!
そろばんで右脳が鍛えられると、記憶力も向上します。
右脳の記憶力は左脳の数千倍といわれており、右脳にインプットされた情報は中々消えません。
■メリット2、やる気が向上する!
そろばんは指を動かしますが、指を動かすことで脳が大きく刺激されます。一番刺激を受けるのが前頭葉です。
前頭葉は「やる気の脳」といわれており、活性化すると、さまざまな物事に前向きになれるようになります。
やる気が高まると、勉強やスポーツなどそろばん以外にもいい影響を与えるようになります。
■メリット3、集中力が高まる!
そろばんは早く正確に計算することが必要です。検定試験などもあり、ミスなく正解率を上げるトレーニングを繰り返すので、自然と集中力が身につきます。
■メリット4、発想力やひらめき力が向上する!
そろばんはイメージすることで、右脳の活性化に効果がありますが、右脳が鍛えられると、発想力やひらめき力も向上します。
■メリット5、頭の回転が速くなる!
そろばん上級者は右脳を使いながら計算をしていますが、右脳と左脳をバランスよく使用することで、
情報処理能力が高くなり、頭の回転も早くなるといわれています。
頭の回転が速い人はコミュニケーション能力も高いといわれています。
そろばんを習う事で得られるメリットは計り知れませんね。
2. そろばんをはじめる適正年齢
そろばんは早いうちから始めるのに越したことはなく、早いうちから始めるとたくさんの効果やメリットがあります。
幼児期は右脳の働きが得に活発なので、脳が発達中の早い段階からそろばんを習うことで、脳機能に大きな効果が期待できます。
とはいえ、そろばんは器具を使って計算をするため、0歳からというわけにはいきません。
■一番早い年齢は3歳程度から
3歳になると少しずつ数字の概念がわかり始めるので、なるべく早く習わせたい人は3~4歳から始めるのがいいでしょう。
子どもスクールナビでは各教室のページにその教室で受付可能な対象年齢が記載されていますので、参考にしてください。
■5~6歳から始める人も多い
年中さんから年長さんくらい、この時期にお子さんにそろばんを習わせると、
小学校に入る前に数字に慣れさせておくことができます。大きくなるにつれ算数を嫌いになる傾向が高いため、まだ算数や勉強が嫌いという概念がないうちに、そろばんで数字に慣れ親しむことができるのは後の学習にも大きなメリットになります。
■小学校高学年から始めても間にあいます!
神経系の発達は限られた時期のみであるのに対して、脳は何歳になっても鍛えられるものです。
右脳の強化や集中力アップは十分効果が期待できます。算数への苦手意識の克服や、学力向上を目指して習うのもおすすめです。
3. 教室選びのポイント
1.自宅から通いやすい距離にあるか?
2.希望の授業回数か?
3.授業内容が希望に合っているか?
4.費用は無理なく支払える金額か?
他の習い事と比べて、そろばんは週に通う回数が多くなりがちです。そのため、通いやすさや、無理のないペースで通える回数か、などを考慮する必要があると言えます。
教室によって違いますので予め確認しましょう。
テキスト中心の授業なのか、フラッシュ暗算や読上げ暗算に取り組めるのかなど、授業内容も事前に確認しておきましょう。
検定試験料など月謝以外にかかる諸経費についてもトータルで把握しておくと良いでしょう。
そろばんは、子どものころから始めることで、右脳を活性化、それによってさまざまな効果が期待できる習い事です。
また、計算と言う一生使っていく学習ですので大人になっても役に立つ習い事と言っても良いでしょう。
月謝の相場も比較的安いので、経済的負担が少ないのも魅力です。
無料体験を行っている教室も多いので、気になる方はまずは体験してみてはいかがでしょうか??